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【市況】NY株式:ダウは165ドル高、堅調な製造業指数を好感


2日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は165.22ドル高の17828.76、ナスダックは73.40ポイント高の5127.15で取引を終了した。ユーロ圏や米国の製造業指数が相次いで予想を上回ったことで、買いが先行。ヘルスケアセクターでの大型買収(M&A)も好感されており、終日堅調推移となった。セクター別では消費者・サービスを除いて全面高となり、エネルギーや不動産の上昇が目立った。

エネルギーのシェブロン(CVX)は16年の設備投資額を25%縮小、従業員の約10%を削減する方針を明らかにし、上昇。PCメーカーのヒューレット・パッカード(HPQ)は、法人部門をヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)に分離(スピンオフ)し上昇。バイオ医薬品のダイアックス(DYAX)は英シャイアー社による買収に合意し急騰。一方で、カード決済ネットワークのビザ(V)は欧州の同業ビザ・ヨーロッパと約234億ドルで買収合意したものの、下落した。

著名投資家ジョージ・ソロス氏の投資会社は「債券王」として知られるビル・グロース氏のファンドから約5億ドルの投資資金を引き揚げたことが明らかとなった。同氏の運用成績は不振が続いている。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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