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【通貨】11月2日のNY為替概況


2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円50銭から120円77銭まで上昇し120円75銭で引けた。予想を上回った米国の10月ISM製造業景況指数、9月建設支出を受けて債券利回りの上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1053ドルまで上昇後、1.1010ドルへ反落し、1.1010ドルで引けた。ドラギECB総裁がイタリア紙とのインタビューで、「12月に追加緩和をする必要はないかもしれない」との見解を示し追加緩和への姿勢を緩和させたこと、ドイツやユーロ圏の製造業PMI改定値が予想を上回ったためユーロ買いが一時優勢となった。その後、予想を上回った米国の経済指標を受けたドル買いに伸び悩んだ。ユーロ・円は、132円97銭から133円20銭のレンジで上下に振れた。

ポンド・ドルは、1.5474ドルから1.5405ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9837フランまで下落後、0.9871フランへ上昇した。

【経済指標】・米・10月ISM製造業景況指数:50.1(予想:50.0、9月:50.2)・米・9月建設支出:前月比+0.6%(予想:+0.5%、8月:+0.7%)・米・10月製造業PMI改定値:54.1(予想:54.0、速報値:54.0)

《KY》

 提供:フィスコ

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