市場ニュース

戻る
 

【通貨】4日の為替相場見通し=米国経済指標が相場左右

 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の経済指標に左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=119円80~121円20銭。この日は、東京市場はあすが文化の日で休場となることもありやや様子見姿勢が強まるなか、120円台前半での値動きが続いた。ただ、夕方の欧州時間に入り120円60銭台までドル高・円安が進んだ。市場は今週末6日の米10月雇用統計を視野に米経済指標に注視する展開となっているが、とくに、今晩は米10月ISM製造業景況感指数の発表がある。市場では50.0(前回50.2)を予想する見方が出ている。50を割り込んだ場合、景気後退を意識する展開となる可能性もあり、その結果が注目される。また、あすはオーストラリア準備銀行(RBA)理事会が開催されるほか、米9月製造業受注や米10月新車販売台数の発表がある。NYダウなど株価の動向は為替市場に影響を与えそうだ。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均