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【材料】日産自の第2四半期は上振れ着地、通期予想の上方修正と増配も発表

 日産自動車<7201>が2日引け後、16年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は5兆9332億5000万円(前年同期比15.3%増)、営業利益は3949億7600万円(同50.8%増)で着地した。従来予想の売上高5兆1446億2900万円、営業利益2619億4400万円をそれぞれ上振れしての着地となった。販売台数の増加や費用削減、為替の影響などにより業績が改善した。
 同時に、通期の連結売上高は12兆1000億円から12兆2500億円(前期比7.7%増)へ、営業利益は6750億円から7300億円(同23.8%増)へ引き上げられた。北米での好調な販売や費用削減、為替の影響を織り込んだ。また、従来未定としていた中間期配当を21円に、期末配当も21円とした。年間配当予想は42円となり、前期実績33円と比べ9円の増配となる。
《MK》

株探ニュース


最終更新日:2015年11月02日 18時11分

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