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【特集】パイプドHD Research Memo(6):2016年2月通期は2ケタ増収増益の見通し


■業績動向

(2) 2016年2月期(通期予想)

進行中の2016年2月期は売上高4,000百万円(前年比26.0%増)、営業利益820百万円(同31.2%増)、経常利益820百万円(同29.2%増)、当期純利益490百万円(同31.6%増)が予想されており、期初の予想と変わっていない。

既述のようにパイプドHD<3919>のビジネスモデルはストック型であること、主力となるPaaSはさらに発展が期待できること、年間のアカウントの解約率は2~3%程度にとどまっていること、さらに製品に対する引き合い自体は強含みであることなどから判断して、この目標が達成される可能性は高そうだ。

また既述のように前期から今上半期にかけて大量採用した人員が既に戦力化しつつあり、この事実も今後のプラス要因である。また前期末従業員数260名に対して今期も前期並み水準の採用を計画している。上記の予想はこれらの人件費増を見込んだうえでの数値である。言い換えれば経費についてはかなり余裕を持った予算であると言え、目標利益達成の可能性はこの点からも高そうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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