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【経済】日銀は12月にも追加緩和を実施する可能性


 市場関係者の間からは、日銀が物価目標2%の達成時期を2016年度後半に変更したことや物価見通しを引き下げたことは、早期追加緩和への布石であるとの声が聞かれている。今月16日に発表される7-9月期国内総生産(GDP)速報値や月末に発表される10月の全国消費者物価コア指数の結果次第では、12月17-18日の金融政策決定会合で追加緩和を決める可能性がある。

 黒田総裁は「国債買い入れにすぐ限界が来るとは思わない」との見解を示しており、国債買い入れを増やすことによって追加緩和を行うことは可能であることを示唆しているが、大規模な買い入れを実施することは難しい。現時点で財政出動による国債増発の予定はないようだ。
《MK》

 提供:フィスコ

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