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【経済】(中国)国営企業の資産悪化が目立つ、1-9月は220兆円の負債増


中国の国営企業の資産悪化が目立っている。統計によると、今年9月末時点の国営企業の負債残高は77兆7000億元(約1554兆円)となり、前年同期比19.2%増加したという。一方、国有企業の総資産の増加率は17.1%となり、負債の増加率19.2%を2.1%下回った。

今年1-9月は新規で増加した債務額は約11兆元となり、9月だけで6兆元急増したという。市場関係者は、9月に急増した債務の中身について、一部政府の負債が国営企業に組み入れられた可能性があると分析した。今年に入ってから地方政府融資平台(地方政府融資プラットフォーム会社)の債務整理が加速したものの、政府による固定資産投資プロジェクトの承認加速に伴い、国営企業の負債が再び増加に転じ、銀行の不良債権も増加傾向であると警告されている。

《ZN》

 提供:フィスコ

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