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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株安を受け大きく売り優勢で始まる

 週明け2日の東京株式市場は大きく売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比255円安の1万8827円と反落。前週末の米国株市場では強弱入り交じる経済指標を横目にNYダウが続落、これを受けて東京市場でも売りに押される展開。日経平均は前週後半に3日続伸で2カ月ぶりに終値で1万9000円台を回復しており、目先達成感からの利益確定の動きが出やすい状況で、日経平均シカゴ先物12月物の清算値にサヤ寄せするかたちで下値を試す格好に。ただ、発表が本格化する企業の決算は総じて好調なものが目立ち、好業績を背景に売り一巡後、下値では押し目買いも機能しそうだ。前週末の日銀の金融政策決定会合は「現状維持」だったが、近い将来の追加緩和期待が残っていることも相場にプラスに働くとの見方もある。寄り付き時点で業種別では33業種中、ガラス土石を除きほぼ全面安で値下がりで目立つのは、その他金融、非鉄、その他製品、鉄鋼、銀行など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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