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【市況】11時時点の日経平均は3日ぶり小幅反落、決算受けNECやエプソンが急落


11時00分現在の日経平均株価は18916.71円(前日比19.00円安)で推移している。29日の米国市場では、7-9月期GDP(国内総生産)速報値が4-6月期比で減速したことが嫌気され、NYダウが23ドル安となった。ただ、シカゴ日経225先物清算値が18970円となったこともあり、日経平均は小幅安からの底堅いスタートとなった。日本銀行・金融政策決定会合の結果発表を控え積極的な売買は手控えられており、寄り付き後の日経平均は前日終値を挟んだもみ合いとなっている。

個別では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、東電力<9501>などが軟調。前日急落した任天堂<7974>やディーエヌエー<2432>が大幅続落しているほか、決算発表を受けてNEC<6701>が8%安、エプソン<6724>が10%安、京セラ<6971>が6%安と急落している。また、ボルテージ<3639>、ファインデック<3649>、エイベクスHD<7860>などが東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、パナソニック<6752>、三菱電<6503>、花王<4452>などが堅調。前日決算発表のアルプス<6770>やOLC<4661>が6%前後の上昇。インフルエンザ治療薬に関する報道の伝わった塩野義薬<4507>は10%高と急伸している。また、東光<6801>、東京エネシス<1945>、C&Fロジホールディ<9099>などが東証1部上位率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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