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【材料】旭硝子が大幅安、第3四半期営業利益2割増も織り込み済み

 旭硝子<5201>はウリ気配スタートで大幅安。同社は29日取引終了後、15年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。売上高は9895億9800万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は510億1400万円(同20.1%増)、最終利益は427億4500万円(同5.1倍)だった。米国や欧州向けにガラス販売が好調に推移したほか、為替の円安メリットや原油市況下落に伴うコスト低減効果も利益を押し上げた。ただ、株価には事前に織り込まれており、通期見通しを据え置いたことや野村証券の目標株価引き下げの動きなどもネガティブに作用して売りがかさんでいる。

 旭硝子の株価は9時7分現在701円(▼41円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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