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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 18,800円~19,200円。

 米ダウ平均は、12月の利上げを警戒する動きの中で、欧州市場が軟調だったことが足枷となり小幅反落。ただ、シカゴの日経平均先物は意外安となった東京市場の反動もあり、70円程度値上がりして取引を終えていることから、日経平均は僅かに反発しての取引開始となりそうだ。

 一巡後は、昼ごろに発表を予定している日銀政策決定会合の結果次第となるが、マーケットの期待が大きく、サプライズの演出は難しそうなことから、緩和策追加となっても比較的冷静な値上がりとなりそうである。一方、見送られれば失望から大きく売られることが推測され、23日に開けたチャート上の上窓(18,579円)を閉める動きとなることが予想される。

 ただ、チャイナショックによる調整は既に底打ち感も出ており、米国市場も12月利上げを織り込みながらも堅調な値動きが続いているだけに、大幅下落となれば少しは押し目を拾っておきたい局面だ。

 テクニカル的には、一目均衡表の雲の上限(19,181円前後)~200日移動平均線(19,209円前後)突破が上値目標となり、一目均衡表転換線(18,618円前後)が目先の下値メドとして意識されるだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、引き続きボリンジャーバンドの+1σ(2,563ポイント前後)~+2σ(2,600ポイント前後)のレンジ内取引となりそうだが、+1σを割り込むと次の下値メドは200日移動平均線(2,557ポイント前後)となり、マザーズ指数は、25日移動平均線(792ポイント前後)が下値支持線となる。

 本日の予想レンジ 18,800円~19,200円。(ストック・データバンク 編集部)

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