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【通貨】外為サマリー:1ドル120円80銭前後でもみ合う、日銀会合視野に様子見姿勢

 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=120円79銭前後と前日午後5時時点に比べ35銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=132円05銭前後と同1円03銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は120円80銭前後での一進一退。あすの日銀金融政策決定会合を前に様子見姿勢が強まっている。この日は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文を受け12月利上げの観測が強まったことを受け、121円10銭台で取引が始まった。ただ、9月鉱工業生産が良好だったことから、あすの日銀会合での追加金融緩和期待が後退。午前9時50分過ぎには120円59銭まで値を下げる場面があった。今晩は米7~9月期国内総生産(GDP)の発表がある。市場では前期比年率1.6%成長が予想されており、その結果も高い関心を集めている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0932ドル前後と前日に比べ 0.0117ドルのユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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