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【通貨】東京為替:ドル弱含み、日本株のマイナス圏転落で


29日午前の東京外為市場で、ドル・円は弱含む展開となった。日経平均株価が高寄り後、マイナス圏に転落した値動きに連動した。


ドル・円は前日海外市場で、米連邦公開市場委員会(FOMC)が12月利上げに前向きなスタンスを示したことを受け、一時121円26銭まで上昇。その後東京市場にかけて値を下げる展開となった。


東京市場で、ドル・円は朝方121円18銭を付けた。8時50分に発表された9月鉱工業生産は前月比+1.0%で市場予想の-0.6%を上回ったことから、日銀による追加金融緩和の思惑は後退し、ドル売りがやや優勢となった。


また、日経平均が高寄りしたものの、マイナス圏に転落したことから、ドルは弱含んだ。上海総合指数は前日終値付近で推移しているが、ランチタイムの日経平均先物はやや下げ幅を拡大していることから、ドルは午後も下落方向とみる。

【要人発言】
・トルコ検察当局
「自爆テロはIS本部が直接指示」

【経済指標】
・9月鉱工業生産速報:前月比+1.0%(予想:-0.6%、8月:-1.2%)

《TY》

 提供:フィスコ

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