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【市況】10時時点の日経平均は前日比83円高、ソフトバンクG、ファナックが強い


10時時点の日経平均は前日比83.12円高の18986.14円で推移している。米国株の上昇や為替の円安推移などを背景に買い優勢となっている。ただ、寄り前に発表された9月の鉱工業生産指数が前月比+1.0%で市場予想の-0.6%を上回る結果に。想定外の上振れを受けて、日銀による10月追加緩和の思惑は後退し為替市場ではドル売りがやや優勢となり、日経平均は上げ幅を縮小し19000円台を下回っている。

規模別株価指数では小型株が相対的に強い。業種別では、鉱業、機械、ガラス・土石、石油・石炭、金属製品が強い。一方、証券、空運の下げが目立つ。売買代金上位銘柄では、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、村田製作<6981>が上昇している一方、トヨタ自<7203>、野村<8604>、日立<6501>、旭化成<3407>がさえない。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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