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【市況】東京株式(寄り付き)=米株急反発受けて買い優勢

 29日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比143円高の1万9046円と続伸。前日の欧米株市場は総じて堅調、米国株市場ではNYダウが198ドル高と3日ぶり急反発に転じ、これを受けて東京市場でも主力株中心に上値を指向している。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は利上げを見送り、声明文では年内の利上げに含みを持たせる内容だったが、これを受け米国株市場はいったん下押したものの結果的に大きく上昇する展開となった。原油市況反発を受けてエネルギー関連株などが買われ相場を押し上げており、東京市場にもリスク選好ムードが波及している。あすの日銀金融政策決定会合を控え、買い一巡後は様子見気分も出そうだが、企業決算発表が本格化するなか好業績銘柄は素直に買われる流れにあり、個別物色の動きが下値を支える。寄り付き時点で業種別では33業種中、空運、電力ガス、証券を除き高い。値上がり上位に鉱業、保険、石油、非鉄、機械など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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