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【市況】アップルの好業績で買い先行、FOMC声明を注視


『米株式市場』


27日のNY市場は下落。連邦公開市場委員会(FOMC)結果を見極めたいとの思惑から手控えムードとなる中、原油安や携帯端末大手アップルの決算への警戒感から軟調推移となった。ダウ平均は41.62ドル安の17581.43、ナスダックは4.56ポイント安の5030.15。


注目されていたアップルについては、一株利益、売上高ともに予想を上振れ、時間外で上昇しており、これを手掛かりに買いが先行しそうだ。また、注目される連邦公開市場委員会(FOMC)結果であるが、中国など新興国の経済減速等の影響もあり、利上げが見送られる見通し。イエレン議長の会合後の記者会見は予定されていない。その為、声明の内容を受けて、市場は12月利上げの可能性等を探ると見られる。そのため声明が発表される米時間午後2時以降に大きく動く可能性がありそうだ。


経済指標ではMBA住宅ローン申請指数が予定されている。決算では欧州でロイズ・バンキング・グループ、フォルクスワーゲン、フィアット・クライスラー・オートモービルズなどが予定されている。

《TY》

 提供:フィスコ

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