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【材料】JALなど高い、WTI原油2カ月ぶり安値受け空運が値上がりトップに

 JAL<9201>が一時100円高の4560円に買われたほか、ANAホールディングス<9202>も反発、空運株は全業種中で値上がりトップに買われている。ここ原油市況の下げ基調が強まっており、北米指標であるWTI原油先物は27日に78セント安の1バレル=43ドル20セントと終値ベースでは8月27日以来の2カ月ぶり低水準となっている。原油安は中国の景気減速が背景に潜んでおり世界株市場にとってもリスクオフを暗示するが、空運業界においては原燃料コストの低下に伴う利益採算の改善につながり、物色人気を引き寄せる有力な手掛かり材料となっている。

JALの株価は14時28分現在4540円(△80円)
ANAの株価は14時28分現在365.6円(△5.3円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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