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【材料】欧州大手証券、地銀セクターの「アンダーウエイト」を継続

 クレディ・スイス証券の地銀セクターのリポートでは、26日に常陽銀行<8333>と足利ホールディングス<7167>が経営統合する方向で最終調整に入ったと報じられたことを受け、「地銀の事業環境は厳しく、貸倒引当金戻入益が減少する今年から経営統合の議論が活発化する」と指摘。ここ2年の経営統合では、コスト削減に踏み込まず経営統合発表時に一時的に株価が上昇しても、その後下落するという流れを辿ったとして、「ドラスティックな経費削減による収益性改善は織り込まれないとみて良い」と解説。
 セクター判断「アンダーウエイト」と、静岡銀行<8355>&ふくおかフィナンシャルグループ<8354>の「アンダーパフォーム」を継続している。
《MK》

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