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【材料】住友理工が続落、16年3月期業績予想の減額修正を嫌気

 住友理工<5191>が続落。株価は一時、前日比48円(4.7%)安の972円まで売られている。同社は27日、16年3月期の業績予想の下方修正を発表した。今期の売上高は4200億円から4100億円(前期比2.2%増)へ見直されたほか、純利益は60億円から25億円(同2.2倍)に引き下げられた。自動車部品事業は、中国などアジアや南米の景気低迷の影響を受けるほか、欧州メーカーの減産も響く見通しだ。フォルクスワーゲン(VW)の減産も予想に織り込んだとみられている。この発表を受け、SMBC日興証券では「ネガティブ」と指摘。「M&A事業の苦戦と既存事業のコストアップがマイナス要因になったようだ」とみている。

住友理工の株価は11時30分現在994円(▼26円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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