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【材料】日立金が大幅続落、16年3月期業績予想を下方修正し最終利益は増益から一転減益へ

 日立金属<5486>が大幅続落。27日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1兆1000億円から1兆400億円(前期比3.5%増)へ、営業利益を1070億円から1000億円(同18.5%増)へ、純利益を730億円から680億円(同3.6%減)へ下方修正しており、純利益が増益予想から一転して減益予想となることが嫌気されている。
 足もとで中国経済の減速に伴う需要調整が回復に至らず、下期もその影響が残るとみられることに加えて、国内自動車関連やエレクトロニクス関連の需要調整が続くと判断したことが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5249億7000万円(前年同期比17.0%増)、営業利益615億8100万円(同55.1%増)、純利益437億7300万円(同38.2%増)だった。

日立金の株価は11時30分現在1423円(▼200円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年10月28日 11時32分

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