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【材料】ゼネコンが買われる、完工率改善続き業績増額期待

大成建設<1801>、清水建設<1803>、鹿島<1812>、西松建設<1820>など大手ゼネコンが総じて買い優勢の展開。大型工事受注を確保する一方、完工利益率の改善が続いており、一部増額期待が浮上、好調な業績見通しを改めて買う動きが強まっている。震災復興需要に加えて、首都圏で相次ぐ都市再開発や東京五輪関連の特需、さらにリニア中央新幹線工事など中期的にもビッグプロジェクトが好収益環境を後押しする。また、TPP合意に伴い政府は日本の強みとするインフラ輸出で活路を開く構えにあり、マレーシア、ベトナム、ブルネイのWTOの協定を締結していない3カ国などで市場開放が進み、東南アジア地域でのトップセールスに勢いがつくとの思惑も新たな買い材料として加わっている。

大成建の株価は11時6分現在791円(△7円)
鹿島の株価は11時6分現在695円(△8円)
西松建の株価は11時6分現在502円(△8円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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