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【材料】東洋建が急反発、東海東京が「アウトパフォーム」目標株価825円

 東洋建設<1890>が一時前日比28円高の564円まで買われ、25日移動平均線を足場に5日ぶりの急反発となった。東海東京調査センターが27日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」でフォロー、目標株価を825円に設定しており、これが株価の刺激材料となったかたちだ。国内外で海上土木工事が好調に推移しており、市場では業績上振れ余地が意識されているが、同調査センターでは16年3月期営業利益を会社側計画の61億を大幅に上回る91億円と予想、17年3月期も102億円と2ケタ増益を予想している。「受注環境は良好。国内の海上土木工事は、東日本大震災以降に顕在化した石炭灰の海面処分需要、2020年東京オリンピックに向けた水上設備・インフラの整備等、大型案件も多く見込まれている。また、海外でもケニアのモンバサ港の第2期工事等、大型案件の受注が見込まれている。この他、国内の陸上土木や建築事業においても需要拡大局面にあるとみられる」と指摘している。

東洋建の株価は10時34分現在556円(△20円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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