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【材料】キヤノンが続落、今12月期最終利益3度目の下方修正で見切り売り誘発

 キヤノン<7751>が続落。同社は27日取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を3兆9300億円から3兆8200億円(前期比2.5%増)へ、営業利益を3800億円から3650億円(同0.4%増)へ、最終利益を2450億円から2250億円(同11.7%減)へそれぞれ減額修正した。同社は今年4月27日、7月27日の決算発表時にも最終利益を下方修正しており、今回で3度目となることもあって見切り売りを誘発した。オフィス向け複合機やレーザープリンターでは、中国や東南アジア経済の低迷の影響を受けモノクロ機の需要が低調に推移しているほか、デジタルカメラの販売低迷も足を引っ張った。為替前提の円高修正も重荷となっている。

キヤノンの株価は9時39分現在3624円(▼107円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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