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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 本日の予想レンジ 18,800円~19,000円。

 米ダウ平均は、連邦公開市場委員会(FOMC)結果を見極めたいと手控えムードが広がる中、この日発表の経済指標(9月耐久財受注と10月の消費者信頼感指数)が、市場予想を下回る結果となったことを嫌気し続落。ただ、シカゴの日経平均先物は大証の終値に比べ(日中比)、10円高(円建て)と僅かに上昇して取引を終えていることや、大引け後発表の携帯端末大手アップルの決算が、予想を上回る内容だったことから、東京市場は買い優勢から小幅高での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、昨日の反動によりアップル関連銘柄の一部で買戻しの動きが見られそうだが、米連邦公開市場委員会(FOMC)や、週末の日銀金融政策会合と重要なイベントを控え、積極的な売買は手掛け難いことから、19,000円の大台付近では上値の重い値動きが想定される。

 テクニカル的には、引き続き日経平均は75日移動平均線(19,113円前後)と、5日移動平均線(18,752円前後)との間でのレンジ内取引が予想されるが、先物主導で下落幅を拡大させた場合は、ボリンジャーバンドの+1σ(18,594円前後)までの調整も視野に入ってくる。

 新興市場のジャスダック平均は、一目均衡表の雲の上限(2,575ポイント前後)を寄り付きから雲突破で出来るかがポイントで、上抜くことが出来なければ、転換線(2,557ポイント前後)を支持線とした狭い値幅での取引となりそうだ。マザーズ指数は、800ポイント前後での値動きが推測されるが、794.52ポイント以下になると、パラボリックが陰転してややネガティブな変化となることから十分注意したい。

 本日の予想レンジ 18,800円~19,000円。(ストック・データバンク 編集部)

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