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【市況】マザーズ指数は4日ぶり反落、日経平均の下落受け目先の利益確定の流れに/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、前日までの上昇を受けて利益確定売り優勢の展開となった。日経平均がマイナス圏ながらもみ合いとなっていた場面では、中小型株への資金流入を背景にマザーズ指数は堅調に推移していた。ただ、前場後半から日経平均が下げ幅を広げる展開になると、マザーズでも目先の利益を確定する動きが広がった。足元で強い値動きを見せている直近IPO銘柄や小型材料株の一角には引き続き物色が向かった。マザーズ指数は4日ぶり反落、800ptをやや下回って本日の取引を終えた。売買代金は概算で1095.53億円。騰落数は、値上がり82銘柄、値下がり125銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、ベステラ<1433>、地盤ネットHD<6072>、PCIHD<3918>、アイリッジ<3917>、ジグソー<3914>などが軟調。また、前日に決算発表したさくら<3778>や、カイオム<4583>、モルフォ<3653>がマザーズ下落率上位となった。一方、マザーズ売買代金トップのAppBank<6177>が荒い値動きながら続伸。ミクシィ<2121>は日経平均の下落とともに上げ幅を縮めた。また、エイジア<2352>、メタップス<6172>、アクセルマーク<3624>、DDS<3782>、ブランジスタ<6176>、GMOメディア<6180>、ドリコム<3793>はストップ高まで上昇した。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したパートナーエージェント<6181>は買い気配のまま初値が付かなかった。
《HK》

 提供:フィスコ

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