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【特集】GMOアドパートナーズ Research Memo(4):健全な財務体質を維持


■業績動向

(3)財務状況

GMOアドパートナーズ<4784>の2015年6月末の総資産は前期末比528百万円減少の9,692百万円となった。主な変動要因は、現預金の増加で465百万円、売上債権の減少で457百万円、有価証券の減少で200百万円、のれんの減少で195百万円となっている。

一方、負債は前期末比416百万円減少の4,682百万円となった。主な変動要因を見ると、買掛金の減少で405百万円、短期借入金の減少で100百万円となっている。また、純資産は前期末比111百万円減少の5,009百万円となった。利益剰余金の減少で146百万円、その他有価証券評価差額金の増加で44百万円となっている。

経営指標で見ると、安全性を示す流動比率は159.4%と目安となる100%を上回っているほか、自己資本比率も47.9%と若干上昇した。また、有利子負債比率も14.0%と低水準であり、健全な財務体質を維持していると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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