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【特集】GMOアドパートナーズ Research Memo(2):アドテク領域に強みを持つアドクラウドを子会社化


■事業概要

GMOアドパートナーズ<4784>は2015年より持株会社制に移行したことに伴い、事業セグメントをエージェンシー事業とメディア・アドテク事業の2つに区分変更し、開示を行っている。2015年12月期第2四半期累計の構成比で見ると、エージェンシー事業が売上高の67.4%、営業利益の56.5%と過半を占めている。各事業の内容は以下のとおり。

○エージェンシー事業
エージェンシー事業は、エージェンシー領域のGMO NIKKO(株)、ソリューション領域のGMOソリューションパートナー(株)、新領域のGMOイノベーターズ(株)で構成されており、リスティング広告などのインターネット広告販売やWebソリューションサービス、アフィリエイトサービスなどが含まれる。

一方、メディア・アドテク事業では、メディア・アドテク領域のGMOアドマーケティング(株)、GMOモバイル(株)、データテクノロジー領域のJWord(株)、新領域のGMO Concierge Co. Ltd.(以下、GMOコンシェルジュ)で構成されており、メディアレップのほか、アドテクノロジーを軸としたメディア開発を行っている。また、在中邦人向けフリーマガジン事業なども当事業に含まれている。2015年7月にはアドテクノロジーの開発で強みを持つアドクラウドの株式を取得し、100%子会社にしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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