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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … さくらネット、医学生物、カイノス (10月26日発表分)


―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月23日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2 カイノス <4556>
 16年3月期の連結経常利益を従来予想の4億3700万円→4億1300万円(前期は3億9200万円)に5.5%下方修正し、増益率が11.5%増→5.4%増に縮小する見通しとなった。

▲No.3 石原ケミ <4462>
 16年3月期の連結経常利益を従来予想の10.3億円→7.8億円(前期は9.7億円)に24.3%下方修正し、一転して19.9%減益見通しとなった。

▲No.4 キムラ <7461>
 16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.2%減の8.7億円に減り、従来の3.3%増益予想から一転して減益で着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<3778> さくらネット  東M   -7.42   10/26  上期    10.03
<4556> カイノス    JQ   -4.21   10/26  上期    31.18
<4462> 石原ケミ    東2   -2.95   10/26  上期   -20.56
<7461> キムラ     JQ   -0.93   10/26  上期    -9.19
<4557> 医学生物    JQ   -0.78   10/26  上期    赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。

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