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【市況】13時時点の日経平均は前日比144円安、米中の緊張状態を懸念か


13時時点の日経平均は前日比144.55円安の18802.57円で推移している。ランチバスケットは20億円の売り越しとの観測。オプション市場でプットを買う動きが増加しているもよう。週末の日銀金融政策決定会合での緩和見送りに対するヘッジの動きと見られる。

業種別では鉄鋼、非鉄金属、鉱業、保険、石油・石炭などの弱さが目立つ一方、小売、医薬品、電力ガスは小じっかり。米アップルの決算を控えているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードのなか、米駆逐艦が、中国が「領海」と主張する南シナ海の人工島12カイリ以内の海域で哨戒活動に入ったと報じられた。米中の緊張状態を懸念した売りが入っているとの見方もある。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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