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【市況】東京株式(前引け)=利益確定売りに反落

 27日前引けの日経平均株価は前日比126円安の1万8820円と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億3474万株、売買代金概算は1兆65億4000万円。値上がり銘柄数は582、対して値下がり銘柄数は1193、変わらずは128銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調に推移したこともあって買い手控えムードが強まった。あすまでの日程で開催されるFOMCや今週30日に予定される日銀の金融政策決定会合を前に積極的な売買は見送られている。日経平均は朝方は高く始まったもの、前日までの上昇で目先過熱感があり、その後は利益確定売りに押される展開となった。
 個別では村田製<6981>が大きく下げ、ファナック<6954>も安い。キヤノン<7751>も軟調。エムスリー<2413>が値下がりトップに売られ、岩崎電<6924>、山一電機<6941>も大幅安。JDI<6740>の下げもきつい。半面、7&iHD<3382>が商いを伴い上昇、花王<4452>も高い。ネクシィーズ<4346>、フォーバル<8275>が大幅高、足利ホールディングス<7167>も値を飛ばした。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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