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【経済】(中国)人民元、追加切り下げの可能性も=外資機関投資家


外資機関投資家らはこのほど、中国政府が利下げなどの追加金融緩和を通じて経済成長をサポートしていると指摘。中国人民銀行(中央銀行)が2016年7月末までに人民元の大幅安を容認する可能性があると予測し、今年8月のように実質的な元の切り下げを再度実施する公算が大きいとの見方を示した。

また、元の大幅安が容認されれば、8月のような元のパニック売りが再び発生する可能性があると警告された。今後の対米ドルの元相場について、利下げの実施に伴う元安圧力が高まると予測されている。さらに、景気減速や人民元の柔軟性欠如、外貨準備高の減少などを受け、元安進行が自然的な流れだと指摘された。

《ZN》

 提供:フィスコ

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