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【材料】足利ホールディングスが大幅高、常陽銀との経営統合報道が株価刺激

 足利ホールディングス<7167>がカイ気配スタートで前日比7%強の上昇をみせた。また、常陽銀行<8333>も前日比プラス圏で推移している。27日付の日本経済新聞が「茨城県の常陽銀行と栃木県の足利銀行を傘下に持つ足利ホールディングスは2016年秋にも経営統合する方向で最終調整に入った」と報じ、これが株価を強く刺激する格好となった。地銀セクターは安倍政権の眼目を担うテーマのひとつである「地方創生」の担い手であるとともに、ここ最近は生き残りをかけた業界再編の動きが顕在化しており、市場でも注目度が高まっている。「株式交換方式で統合し、共同持ち株会社の下に2行がぶら下がる案が有力」と伝えられ、統合後の総資産は業界3位に浮上する見通しにあることから、規模拡大を評価するかたちで物色資金を誘導している。

足利ホールディングスの株価は9時22分現在540円(△32円)
常陽銀の株価は9時22分現在648円(△4円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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