市場ニュース

戻る
 

【市況】27日の株式相場見通し=高値警戒感から一服、日米金融政策を控え見送り

 27日の東京株式市場は、日経平均株価がきのう取引時間中に一時1万9000円台を回復して目先的な達成感が出ていることや、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が131.8%(26日)と130%を超える過熱圏に達し、短期的な高値警戒感も広がっていることから、一服商状が予想される。
 26日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比23.65ドル安の1万7623.05ドルと反落した。27日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にして、買い手控えムードが広がった。また、原油先物相場の下落も売り要因となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比2.840ポイント高の5034.704と小幅ながら3日続伸し、8月18日以来約2カ月ぶりの高値水準となった。
 27日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=121円を挟んでの値動きとなっている。
 日程面では、結婚情報サービスを手掛けるパートナーエージェント<6181>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、9月の企業向けサービス価格指数に注目。海外ではFOMC(~28日)、8月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、英7~9月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均