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2015年10月27日08時11分

【特集】【中国の視点】中露印が着々と金備蓄増やす、米ドル=国際通貨はすでに時代遅れ


中国やロシア、インドが着々と金備蓄を増やしている。インド政府は先週、数量限定で5gと10gの金貨を発行したほか、債券の発行を通じて国民が保有する金を回収すると計画している。また、中国とロシアも米ドル決済から離れるため、両国間の貿易決済を徐々に人民元とルーブルに切り替えている。

アジアにおける貿易量の拡大に伴い、米ドルが本来の外貨準備通貨として地位が徐々に低下しているほか、世界通貨の流動や決済システムが近い将来、大きく変化する可能性が高いといわれている。米ドルに代替する通貨について、人民元あるいはアジアのほかの通貨になる可能性があるとも予測されている。アジアでは金が好まれるため、外貨備蓄は米ドルよりも金を選好する国が増えていると指摘されている。

中国の専門家は、これまでの経済教科書を書き直す必要が出てくると指摘。米ドルを中心に世界経済が回すという従来のマクロ経済学がすでに時代遅れであり、こうした考えを継続するならニセ経済学になると批判した。

なお、国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)への人民元組み入れについて、早ければ来月にも実現されると期待されている。また、一部メディアは、中国がすでに人民元のSDRへの組み入れに関する準備に着手していると報じた。
《ZN》

 提供:フィスコ

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