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【材料】ラクオリア創薬が韓国でモチリン受容体作動薬の特許査定を取得

 ラクオリア創薬<4579>がこの日の取引終了後、同社が創出したモチリン受容体作動薬について、韓国で特許査定を受けたと発表した。今回の特許査定は日本、米国、欧州、中国などに続くもので、韓国でも同社の知的財産権が強化されることになったという。
 モチリンは消化管ホルモンで、胃や腸の伝搬性収縮運動をつかさどり、消化管機能の恒常性維持に重要な役割を果たしている。同社が創出したモチリン受容体作動薬は、現在開発段階にある化合物の中でもモチリン受容体に対する最も強力な作動活性と高い選択性を併せ持つ経口投与可能な低分子化合物。動物での消化管運動不全モデルでも明確な運動機能改善効果を示すことが確認されていることから、胃不全麻痺、術後イレウス、機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)などの複数の消化管運動障害が関わる疾患の新薬として期待されているという。
 なお、今回の特許査定取得による15年12月期業績への影響はないとしている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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