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2015年10月26日15時34分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ラック、サトーHD、日立、JAL

■ラック <3857>  1,429円  +143 円 (+11.1%)  本日終値
 ラック<3857>が急反発。23日引け後に2016年3月期上期の業績上方修正を発表した。通期計画は据え置かれたもののの、2016年3月期上期の売上高を163億4500万円から171億2600万円に、営業利益を5億1000万円から6億6000万円に上方修正。国内大手証券では、IT投資拡大の追い風を受けたシステムインテグレーションサービス、セキュリティソリューションサービス事業の収益改善効果で営業利益が計画を上回ったと分析している。株価は8月からもみ合いとなっており、今回の業績上方修正でチャートは上放れた。ラックは11月4日に上期の決算発表を予定している。

■サトーホールディングス <6287>  2,491円  +160 円 (+6.9%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 サトーホールディングス<6287>は大幅高。同社は23日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高は据え置いたものの、営業利益を85億円から76億円(前期比2.1%増)へ、最終利益を55億円から45億円(同19.6%増)へ下方修正した。国内でサプライ製品の売り上げが減少したこと、また、国内と海外で販売しているバーコードプリンタの新製品が伸び悩んだことなどが利益下方修正の背景。ただ、株価は6月下旬に3550円の高値をつけてからは急激な調整を入れており、テクニカル的には10月1日に高値から41%下落となる2090円で大底を叩いた形。足もとの業績予想減額で悪材料出尽くし感からの買い戻しを誘った。

■ホーチキ <6745>  1,215円  +71 円 (+6.2%)  本日終値
 23日、ホーチキ <6745> が16年3月期の連結経常利益を37億円→43億円に16.2%上方修正。増益率が9.9%増→27.7%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。主力の火災報知器で利益率の高い製品の販売が伸び、売上構成が良化することが寄与。円安による収益押し上げ効果なども上振れに貢献する。同時に、通期の連結最終利益を従来予想の23億円→20億円(前期は20.6億円)に13.0%下方修正したが売り材料視されなかった。無線式火災報知設備機器の一部製品で不具合が発生したことに伴い、特別損失18.5億円を計上する。

■だいこう証券ビジネス <8692>  1,183円  +68 円 (+6.1%)  本日終値
 23日、だいこう <8692> が決算を発表。16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.3%増の3億0500万円に伸びて着地したことが買い材料視された。
 ⇒⇒だいこう証券ビジネスの詳しい業績推移表を見る

■日立製作所 <6501>  730.5円  +41.9 円 (+6.1%)  本日終値
 日立製作所<6501>が大幅高。同社は23日の取引終了後、16年3月期の第2四半期累計(4~9月)連結業績予想の修正を発表。売上高に当たる売上収益は従来予想の4兆7000億円から4兆8060億円(前年同期比5.6%増)へ、継続事業税引前利益を2000億円から2540億円(同1.6%減)へ上方修正、これを好感する動き。社会・産業システム部門や電子装置・システム部門などが予想を上回っている。

■日本航空 <9201>  4,490円  +195 円 (+4.5%)  本日終値
 JAL<9201>が前週末比4%を超える上昇をみせたほか、ANAホールディングス<9202>も4日続伸と上値指向を続けている。空運セクターは全業種中で値上がりトップ。ここ中国景気減速の影響などを背景に原油市況が再び軟化傾向にあり、国際指標のひとつであるWTI原油先物価格は、前週末23日に78セント安の1バレル44ドル60セントまで下落、終値で45ドル台を割り込んだのは10月1日以来となった。原燃料コストの低下メリットが買い人気の底流にある。一方、中国では消費やサービス部門がGDP成長を支えている状況にあり、景気動向にかかわらず訪日外客数は好調に伸びていることも両社にとって追い風材料となっている。

■セーレン <3569>  1,453円  +60 円 (+4.3%)  本日終値
 セーレン<3569>が5日続伸。大和証券は23日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」とし、今後、半年から1年程度の目標株価を1500円に設定した。総合繊維メーカーで自動車内装材やエレクトロニクス、メディカルなど繊維技術を生かした事業に展開。特に自動車内装の高級化嗜好で合皮シート材の引き合いが強まっている。合皮シート材は、見た目は本革と似ているが、比較的単価が安く重さも軽い点が特徴で、同社では自動車メーカーへの拡販を進めている。同証券では16年3月期の連結営業利益は前期比25%増の82億円(会社予想81億円)、17年3月期は93億円と過去最高益更新が続くと予想している。

■日本空港ビルデング <9706>  6,190円  +220 円 (+3.7%)  本日終値
 日本空港ビルデング<9706>が続伸。米系大手証券では、上期営業利益は会社計画の52億円を上回る68億円と予想し、決算発表前に上方修正される可能性が高く、増配の可能性も高いと指摘。また、欧州有力証券では、市中空港型免税店が17年3月期の営業利益増加のドライバーになりそうと指摘。レーティング「買い」、目標株価8640円でカバレッジを開始している。

株探ニュース

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