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【市況】東京株式(前引け)=リスク選好ムードのなか1万9000円台回復

 26日前引けの日経平均株価は前週末比227円高の1万9052円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億5853万株、売買代金概算は1兆593億3000万円。値上がり銘柄数は1370、対して値下がり銘柄数は421、変わらずは111銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の欧米株市場の好調を引き継ぎ上値指向継続、日経平均は寄り付きに1万9000円大台を回復した。世界的な金融緩和期待がリスク選好ムードを高めている。外国為替市場では1ドル=121円台の推移と円安水準にあることも輸出株中心に追い風となった。ただ、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は前週末時点で128%と過熱警戒ラインの120%を上回っていることもあって、利益確定の動きも表面化して寄り後は上値にも重さがみられる。
 個別ではソニー<6758>が高く、日立<6501>も活況高。日本電産<6594>、村田製<6981>なども買われた。フォーバル<8275>が値上がりトップ、gumi<3903>、パナソニック<6752>も大幅高。半面、ミライトHD<1417>、SMS<2175>が急落、郵船<9101>、東急建設<1720>も安い。三晃金<1972>も売られた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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