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【材料】DDSが急落、15年12月期営業損益4億5200万円の赤字への修正を嫌気

 ディー・ディー・エス<3782>が急落、一時前週末比57円安の390円まで売られている。同社は23日の取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の11億8500万円から8億500万円(前期比31.8%増)へ、営業損益を5900万円の黒字から4億5200万円の赤字(前期3億3900万円の赤字)へ、最終損益を2億1400万円の黒字から3億6600万円の赤字(同1億円の赤字)へ修正、これが嫌気されている。大口の販売交渉が続いている国内初のマイクロソフト「Surface3」対応指紋認証ユニットであるUBF-Helloについて、交渉中の数量全てを今期売上高とするためには在庫が足りず増産が必要となるが、見込みで生産をすると在庫リスクを負うため、販売数量が確定してから追加生産し、来年出荷するという方針に決定。今期の販売交渉の動向にかかわらず、売上高が減少することが影響している。

DDSの株価は9時44分現在408円(▼39円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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