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【市況】東京株式(寄り付き)=世界的な流動性期待を背景に続伸

 週明け26日の東京株式市場は買いが先行して始まり、寄り付きの日経平均株価は前週末比210円高の1万9036円と大幅続伸。23日に中国人民銀行が追加緩和を決定したことで、世界的にリスク選好ムードが一段と強まっている。前週末の米国株市場はNYダウ、ナスダック指数ともに大幅続伸となったが、それを引き継いで東京市場でも主力株中心に上値指向の展開。シカゴ日経平均先物は1万9140円と大きく上昇しており、寄り付きはそれに追随する動きとなっている。ただ、前週末に日経平均は390円高と急伸しているほか、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は128%と過熱警戒ラインの120%を上回っている。日経平均1万9000円大台回復で目先的には過熱感もあり、買い一巡後は上値が重くなる可能性もありそうだ。寄り付き時点で業種別では33業種中、海運を除きほぼ全面高、値上がり上位に保険、空運、非鉄、証券、輸送用機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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