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【市況】26の株式相場見通し=中国の追加緩和を好感し買い優勢

 26日の東京株式市場は、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加的な金融緩和の可能性を示唆したのに続き、中国人民銀行が23日に追加緩和の決定を発表。これを受けて23日の米株式市場でダウ平均株価が大幅上昇したことを好感して買いが先行する展開となりそうだ。
 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比157.54ドル高の1万7646.70ドルと続伸し、7月31日以来約3カ月ぶりの高値水準となった。中国人民銀行が23日に、追加の金融緩和に踏み切ったことで世界的な金融緩和ムードの意識が強まるとの見方から、米株式市場でも買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比111.814ポイント高の5031.864と心理的フシ目である5000の大台を回復してきた。
 26日早朝の外国為替市場では1ドル=121円40銭台と、前週末に比べて円安・ドル高が進行している。
 日程面では、日本郵政<6178>の公開価格発表。米9月新築住宅販売(26日)、中国共産党中央委員会第5回全体会議(26~29日)に注目。(冨田康夫)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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