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【通貨】NY為替:ドル・円は121円47銭、中国利下げ&欧日の追加緩和観測でリスクオン


 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円66銭から121円49銭まで上昇して121円47銭で引けた。中国人民銀行が政策金利と預金準備率を同時に引き下げる積極的な追加緩和を発表、欧州中央銀行(ECB)や日本銀行による追加緩和観測も手伝いリスク選好の円売りに拍車がかかった。一方、予想を上振れた米10月製造業PMI速報値を受けて、債券利回り上昇に伴うドル買いも加速した。



 ユーロ・ドルは、1.1100ドルから1.0997ドルまで下落し、1.1018ドルで引けた。ECBが12月に追加緩和に踏み切るとの思惑を受けたユーロ売りが継続。ユーロ・円は、133円95銭から133円38銭まで下落した。



 ポンド・ドルは、1.5417ドルから1.5307ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9730フランから0.9801フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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