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【市況】マザーズ指数は続伸、大型株中心の相場展開で相対的に伸びは低調/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、日経平均の大幅反発に連れ買い優勢となったものの、相対的に伸びは低調となった。業績動向などを材料に東証1部銘柄が大きな値動きを見せており、新興市場に投資家の関心が向かいづらい状況となっている。ミクシィ<2121>など時価総額上位銘柄の上値の重さも指数のこう着感を強めている。ただ、小型材料株への物色意欲は依然根強い。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で777.54億円。騰落数は、値上がり131銘柄、値下がり76銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、アイリッジ<3917>、地盤ネットHD<6072>、WSCOPE<6619>、モルフォ<3653>、ファーマF<2929>などが堅調。ミクシィは小幅高に。また、アクセルマーク<3624>がストップ高となったほか、リアルコム<3856>やモバファク<3912>が20%超、ロックオン<3690>、エクストリーム<6033>、ファンデリー<3137>が10%超の大幅高となった。一方、マザーズ売買代金トップのAppBank<6177>や、PCIHD<3918>、ベステラ<1433>、FFRI<3692>、ジグソー<3914>が軟調。また、比較.com<2477>、メドレック<4586>、新華HD<9399>がマザーズ下落率上位となった。なお、本日マザーズ市場へ新規上場したGMOメディア<6180>は買い気配のまま初値が付かなかった。
《HK》

 提供:フィスコ

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