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【特集】ハウスドゥ Research Memo(8):増収増益見通し、フランチャイズの新規加盟店獲得が加速


■業績動向

(2) 2016年6月期業績予想

ハウスドゥ<3457>の2015年12月期の業績予想は、売上高が前期比12.2%増の16,355百万円、営業利益が同49.9%増の924百万円、経常利益が同56.8%増の804百万円、当期純利益が同48.1%増の523百万円を予想している。

成長の牽引役は、フランチャイズ事業と不動産売買事業が担う。フランチャイズ事業は、新規加盟店の獲得に拍車がかかっている。当期の新規加盟契約件数を前期比16.9%増の90件とし、退店も落ち着くため、期末の加盟店数は23.7%増の386店舗を計画している。

不動産売買事業は、2015年3月に新設住宅着工数が1年ぶりに前年同月比でプラスに転じ、それ以降増加率が拡大するなど好転がみられる。同事業に仲介部門より人員をシフトすることで、買取物件を厳選しつつ、直営エリアの仕入れを強化して増収を図る。ただし、2017年4月に予定されている消費税率引上げの影響を考慮して、2018年6月期は不動産売買事業の売上を抑える考えである。

不動産賃貸事業であるハウス・リースバック事業は増収への寄与は大きくないものの、ストック型ビジネスのため、保有資産の増加とともに利益への貢献は大きくなろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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