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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:gumi、竹内製作所、コーセー、富士フイルム

■gumi <3903>  1,570円  +150 円 (+10.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 gumi<3903>が大幅に3日続伸。22日付で、スクエニHD <9684> 傘下のスクウェア・エニックスと、gumiの連結子会社エイリムが手掛ける完全新作RPG、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の配信を開始すると発表。このほか、22日引け後にエイリムの株式を追加取得し、完全子会社化すると発表した。グループを取り巻く経営環境の変化に迅速かつ的確に対応するため、グループ内で一層の連携を図るとともに、経営体制のさらなる強化を図る方針。

■百五銀行 <8368>  623円  +40 円 (+6.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 22日、百五銀 <8368> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の79億円→124億円に57.0%上方修正し、従来の15.7%減益予想から一転して32.4%増益見通しとなったことが買い材料。有価証券利息配当金が増加したことに加え、与信関係費用が想定を下回ったことが利益を押し上げた。

■明星工業 <1976>  595円  +36 円 (+6.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 22日、明星工 <1976> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の16.5億円→22億円に33.3%上方修正。減益率が41.7%減→22.2%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。手持ち工事が順調に進み、売上が計画を上回ったことが寄与。国内メンテナンス工事やボイラ事業におけるコスト削減も上振れに貢献した。

■竹内製作所 <6432>  2,324円  +129 円 (+5.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 竹内製作所<6432>が大幅高で3日続伸。同社は小型建設機械を主力に手掛けており、海外売り上げ比率が約9割と際立って高い。北米では増加が続く住宅建設向けに好調な需要をとらえているほか、「欧州では金融緩和効果がミニショベル市場回復を後押ししている」(国内証券情報部)状況にあり、ECBが近い将来に追加金融緩和に動くとの思惑は同社にとってもプラスとなる。16年2月期営業利益は前期比37%増の145億円予想に従来から20億円引き上げたが「依然として保守的で再増額の公算大」(同)との見方が浮上、買いを後押ししている。為替相場では対ドルで円安が進行中、足もとは1ドル=120円台後半の推移となっており、米国向け輸出では追い風要因となる。

■ライトオン <7445>  1,151円  +52 円 (+4.7%)  11:30現在
 22日、ライトオン <7445> が月次業績動向を発表。10月度の既存店売上高が前年同月比24.5%増に拡大したことが買い材料視された。伸び率が前月の12.1%を大きく上回ったうえ、9ヵ月連続で前年比プラスとなったことが好感された。新作の秋物商品の売れ行きが好調だったほか、テレビCM効果で「MOCOMOCO」シリーズの販売も伸びた。また、前年に比べて休日が1日多かったことも寄与した。

■コーセー <4922>  11,860円  +510 円 (+4.5%)  11:30現在
 22日、コーセー <4922> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の138億円→186億円に34.8%上方修正。増益率が70.3%増→2.3倍に拡大し、従来の11期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたしたことが買い材料。上期業績の上方修正は7月に続き、2回目。化粧品の主力ブランドの販売好調やインバウンド需要の取り込みで、売上が計画を上回ったことが寄与。前期に買収した米タルト社の業績好調に加え、経費抑制なども上振れに貢献した。

■コロナ <5909>  1,168円  +49 円 (+4.4%)  11:30現在
 コロナ<5909>が大幅反発。22日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高を従来予想の337億円から342億9000万円(前年同期比3.4%増)へ、営業損益を同12億円の赤字から9億円の赤字(前年同期4億3700万円の赤字)へ、最終損益を同7億5000万円の赤字から5億3000万円の赤字(同1億2800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。ルームエアコンと除湿機の積極的な販売活動と、販売最盛期における天候の後押しなどを受けて、空調・家電機器の販売が好調に推移したことが要因としている。

■宮崎銀行 <8393>  415円  +16 円 (+4.0%)  11:30現在
 22日、宮崎銀 <8393> が16年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の60億円→85億円に41.7%上方修正。増益率が10.3%増→56.3%増に拡大し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。貸出金利息と有価証券利息配当金が増加したうえ、与信関連費用が想定を下回ったことが利益を押し上げた。

■エムティーアイ <9438>  774円  +29 円 (+3.9%)  11:30現在
 エムティーアイ<9438>が反発。JAL<9201>が22日に、IoTを活用した位置管理ソリューションの実証実験を羽田空港で開始すると発表したことが材料視されているもよう。この実験ではエムティーアイが出資するJibe Mobile(東京都新宿区)が開発した位置管理ソリューション「Blu-trail」が利用される。

■富士フイルム <4901>  4,664円  +164 円 (+3.6%)  11:30現在
 SMBC日興証券が22日付で富士フイルム <4901> の投資判断「1(強気)」、目標株価5500円で新規カバレッジを開始したことが買い材料視された。リポートでは、今後はフラットパネルディスプレイ用フィルムの減速をヘルスケア/BtoC復活でカバー、利益成長を加速させるためのM&Aの実施に期待したいと報告。実現すれば、長年の「低ROEによる低PBR銘柄」から脱却できる可能性が高まるとしている。同証券では、16年3月期の営業利益を2000億円(会社計画は1900億円)、17年3月期は2300億円と予想している。

■コマツ <6301>  2,048.5円  +63.5 円 (+3.2%)  11:30現在
 コマツ<6301>や日立建機<6305>など建設機械株が高い。為替の円安が進むなか建機株に見直し買いが進んでいる。米ニューヨーク市場で、キャタピラーの株価が上昇したことも好感された。前日の米国で発表されたキャタピラーの7~9月期決算は、純利益が前年同期比64%減の3億6800万ドルと不振だったが、市場では悪材料出尽くし感が台頭。株価は前の日に比べ1.7%高の70.88ドルに上昇した。キャタピラー株の上昇を受け、コマツなど日本の建機株にも買い安心感が広がっている。

●ストップ高銘柄
 アクセルマーク <3624>  1,106円  +150 円 (+15.7%) ストップ高   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 第一中央汽船 <9132>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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