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【材料】蝶理がマイナス転換、中間期は2ケタ増収も減益で着地

 繊維商社の老舗の、蝶理<8014>がマイナス転換。きょう午前11時に16年3月期中間期(4~9月)の連結決算を発表した。株価は発表直後に一時、前日比63円(3.7%)安の1641円まで売られる場面があった。
 売上高は前年同期比14.3%増の1345億4200万円と2ケタの増収を確保したものの、営業利益は同6.2%減の25億2600万円での着地となり、嫌気されているようだ。繊維事業は、海外を中心に素材分野が堅調に推移し増収、セグメント利益も大幅増益となった。化学品事業は、海外事業の拡大及びミヤコ化学を連結子会社としたことを中心に売上高を押し上げ、セグメント利益も増益となった。ただ、機械事業は、中南米向け車輌事業が堅調に推移し増収を確保したものの、採算面は厳しく、セグメント利益が前年同期比92.9%減となったことが響いた。
《MK》

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