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【通貨】NY為替:ドル・円は120円69銭、ドラギECB総裁が12月の追加緩和を示唆


 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円74銭から120円78銭まで上昇し120円69銭で引けた。米週次新規失業保険申請件数が4週平均で1973年以降42年ぶりの低水準に改善、9月中古住宅販売件数も予想を上振れたことを好感したドル買いが優勢となった。また、株高に連れたリスク選好の円売りも加速。



 ユーロ・ドルは、1.1323ドルから1.1100ドルまで下落し、1.1111ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で政策金利を現行で据え置いたが、ドラギECB総裁が会見で12月に追加緩和を実施することを示唆したことやユーロ高牽制発言を受けて、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、135円62銭から134円06銭まで下落した。



 ポンド・ドルは、1.5472ドルから1.5369ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9618フランから0.9739フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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