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【通貨】NY為替:金:反落で1166.10ドル、米指標改善、ECB追加緩和示唆、ドル高、株高で売り


 NY金は反落(COMEX金12月限終値:1166.10↓1.00)。1161.40ドルまで下落した後、いったん1171.80ドルまで上昇した。この日発表の米国の経済指標で、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで、連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測が浮上。または、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が12月の追加緩和を示唆し、ユーロ安・ドル高になったことから割高感が強まり、金の売りが先行した。



 その後、いったんショートカバーとみられる金の買いが強まったもよう。しかし、米国の9月中古住宅販売件数の急増や、大幅な株高を受けて(NYダウ一時315ドル高)、金の売りが再び優勢になった。

《KK》

 提供:フィスコ

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