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【市況】マザーズ指数は4日ぶり小幅反発、主力株は押し目買い先行も伸び悩む/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、買い先行も伸び悩んだ。マザーズ指数は25日線がサポートとして意識され、前場は押し目買いの動きが優勢だった。ただ、5日線近辺までの戻りにとどまり、日経平均が後場弱含むと一時マイナスに転じる場面もあった。ミクシィ<2121>などの主力株がこうした動きに振らされる一方、小型材料株の一角に物色が向かい強い値動きを見せた。なお、マザーズ指数は4日ぶり小幅反発、売買代金は概算で911.45億円。騰落数は、値上がり101銘柄、値下がり107銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、PCIHD<3918>、FFRI<3692>、Aiming<3911>、アイリッジ<3917>、モバファク<3912>などが堅調。比較.com<2477>が20%高でマザーズ上昇率トップとなったほか、ロックオン<3690>やアクアライン<6173>がストップ高、レントラックス<6045>、エンカレッジ<3682>、ジグソー<3914>も10%超の上昇となった。一方、マザーズ売買代金トップのAppBank<6177>が終値ベースで上場以来初のマイナスに。ミクシィやベステラ<1433>、エナリス<6079>、モルフォ<3653>、SoseiG<4565>も軟調。また、テクノマセマティ<3787>、地盤ネットHD<6072>、オンコリスバイ<4588>がマザーズ下落率上位となった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したグリーンペプタイド<4594>は、公開価格を8.0%下回る初値を付けた。初値形成後には一時公開価格を上回る場面もあったが、徐々に上値を切り下げる展開となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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