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【特集】ファーストロジック Research Memo(7):2015年7月期は大幅な増収増益、会社予想を上回り着地


■業績動向

(1) 2015年7月期決算

ファーストロジック<6037>の2015年7月期は売上高912百万円(前期比58.0%増)、営業利益470百万円(同71.8%増)、経常利益460百万円(同67.2%増)、当期利益287百万円(同81.5%増)と大幅増収増益となった。事前の会社予想との対比でも、売上高及び全利益項目において予想を上回っての着地となった。

前述のように、会員数、PV数、掲載物件数などのKPI(重要経営評価指標)がいずれも期を追って順調に拡大した。また2015年4月スタートのYahoo!JAPANとの事業提携もPV数増加となって効果が明確に発現した。こうした結果、売上高は順調に拡大する一方、経費面では広告宣伝費や人員拡大に伴う人件費増が売上高の伸びに対しては低めに抑制された結果、売上高営業利益率は前期の47.5%から今期は51.6%へと改善した。同社は「売上高営業率50%以上」を重要な業績評価指標としているが、今期はそれが達成された。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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