【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 日電産、オービック、石塚硝 (10月21日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月20日から21日の決算発表を経て22日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 OBC <4733>
16年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.6%増の50.3億円に伸びたが、通期計画の117億円に対する進捗率は43.0%となり、5年平均の40.9%とほぼ同水準だった。
★No.2 オービック <4684>
16年3月期の連結最終利益を従来予想の202億円→229億円(前期は187億円)に13.6%上方修正し、増益率が7.6%増→22.2%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.3 石塚硝 <5204>
16年3月期の連結経常利益を従来予想の8.5億円→11.5億円(前期は7.2億円)に35.3%上方修正し、増益率が17.6%増→59.1%増に拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4733> OBC 東1 +11.31 10/21 上期 13.63
<4684> オービック 東1 +6.08 10/21 上期 6.74
<5204> 石塚硝 東1 +5.45 10/21 上期 190.44
<6594> 日電産 東1 +1.48 10/21 上期 23.03
<7949> 小松ウオール 東1 +0.50 10/21 上期 -41.98
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした22日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース